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ライブレポート

【セトリ】amazarashi武道館ライブの感想!東スタンドより現地レポート

投稿日:2018-11-18 更新日:

amazarashi初の武道館公演となる「朗読演奏実験空間“新言語秩序”」が2018年11月16日(金)に開催。amazarashiにとって念願の武道館公演がついに実現しました。

事前に専用アプリを使ったリスナー参加型のライブと予告されていたこともあり、どんなライブ内容になるのか期待が高まっていました。

ライブチケットはすべてSOLD OUT。全国各地の映画館でライブビューイングやディレイビューイングが開催されるほどの盛り上がりをみせました。

筆者は武道館公演当日、東スタンド1階3列目の座席で、その空間を見届けました。
前回のメメントモリツアーを体調不良のためお休みしていたキーボードの豊川さんも帰ってきてくれて、とても嬉しかったです。

今回のライブは間違いなく音楽史に残る歴史的な公演だと確信しています。歴史に残したいので、ここで言葉にして記録します。

武道館ライブに行った人は、この記事を読んでまたあの感動を少しでも思い出せるように。
これからamazarashiのライブに行きたいと思っている人には、amazarashiならではのライブの雰囲気やバンドの「すごみ」が伝わるように。

できるだけ詳細にリスナー目線の感想や、当日のグッズ販売の様子、座席やステージ構成などについて、ツイッターからの声も埋め込みながら、ライブの雰囲気をまるごとレポートしていきます!

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amazarashi武道館公演のグッズ

今回の武道館ライブのグッズも、とてもかっこいい仕上がりになっています。記念すべき武道館公演ということで、たくさん貢いでしまったファンも多いのではないでしょうか。

また当日販売限定でamazarashiのガチャが新登場!あそこまで真剣にガチャガチャを回したのは人生初の体験でした(笑)

事前通販から当日物販の待ち時間の様子などについて、順番に紹介していきます。

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今回も公式事前通販を開催

ライブ当日5日前の18時から、公式サイトにて一部グッズの事前通販が行われました。

ここ最近はグッズの事前通販を行うことが多いですが、実際は在庫数が少ないのか苦戦する人が多い模様。
なかには通販のカゴに入れたのに売り切れてしまった、という声もあり、なかなかハードな戦いのようです。

でももちろん、ライブ当日の物販ではたくさんの在庫が用意されているので、安心してください。
現状のライブグッズについては、基本的には当日の物販で買って、通販は買えたらラッキーという印象ですね。ちなみに運よく通販でグッズを買えた人は、公演当日までにしっかり届いていた様子でした。

ライブ当日の物販状況は?

ライブ当日は事前通販のグッズに加えて、会場限定グッズやガチャアイテムが追加されました。

筆者はいつも会場限定グッズが欲しくなるので、毎回当日に物販列に並んでいます。
今回は販売開始1時間前の12時くらいから並びました。その時の混雑状況などをレポートします。

武道館当日は13時からグッズ・ガチャの販売がスタート。
いずれも別の列だったので、グッズを買った後にまたガチャ列に並ぶ必要がありました。

物販列は武道館の周りを半周ほどして、下に降りていく流れでした。

物販列からは、下のガチャ列が確認できました。いっぱい並んでる〜

このあたりで13時になって、物販・ガチャ共に販売開始。
列がゆっくり動くようになりました。


列は一回地上に降りてから……

また上に登る。

「武道館」の大きな看板が見えたらもうすぐ!!

グッズ販売のテント裏が見えてきて……

販売グッズ一覧表のプレートが前の人から回ってきました!

武道館のレジでは番号でグッズを注文するスタイルでした。
30ほどレジがありましたが、クレジットカードが使えるレジは1台のみ。現金の方が圧倒的に早かったです。

結局グッズを買い終わったのは並んでから2時間後。
ちなみにこの時点で、ロングTシャツのM・Lが売り切れでした。通販の時から話題だったので、やはり人気商品は売り切れのタイミングが早いですね。

会場限定グッズはまだ全サイズ揃っていたので、無事に欲しかったTシャツと白ラババンを購入。
かわいい、満足。

ガチャの混雑状況


ガチャ列は14時10分くらいから並んで、1時間20分ほどの待ち時間でした。
やはりグッズに並んだ後にガチャに並ぶのが通常ルートなので、列はそれなりに伸びていましたね。

ガチャは1プレイ500円。1回の並びで1人5プレイまで可能。
私は4プレイ(2000円分)トライしてみました。

設置されたガチャは全部で6台。
最初にお金を支払って専用コインに換えるので、大量の500円玉を準備する必要はありませんでした(笑)

過去にこれほどまで真剣にガチャガチャを回したことがあったでしょうか……。

スタッフのお姉さんがガチャを押さえつけながら「素早く回してください!」と言っていたので、必死になってスピーディーに4連回しました。

ででんっっ

い、意外とでかい……(笑)

途中で手に持ちきれなくなって焦りました。

そしてガチャのケースが真っ黒で中身が見えないのもなかなかニクイです。

肝心の中身はこちら。

・クロスキーホルダー(白)
・クロスキーホルダー(黒)
・バッジ
・ネックストラップ
(出た順)

うん、まぁ欲しかったネックストラップが最後に出たから良しとしよう。

それにしてもキーホルダーが連チャンで出た時は、もうこの世の果てかと思ったよ…(笑)

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武道館ライブは専用アプリを使ったリスナー参加型

今回の武道館ライブは、「朗読演奏実験空間“新言語秩序”」というタイトルにもあるように、amazarashiの秋田さんによる朗読が一つのライブ演出の軸となっています。朗読する小説は秋田さんによる書き下ろし小説『新言語秩序』。

書き下ろし小説は武道館公演と連動した専用のスマホアプリで公開。ライブに参加するリスナーはアプリをインストールすることで、ライブの演出に加わることができる仕組みです。

ライブ中はこのアプリを使う場面がところどころで登場。スマホのバイブレーションが一瞬鳴るのが合図でした。
スマホをかざすとアプリのシステムが自動的に動いて、フラッシュライトが点灯。事前登録で座席情報を入力していたので、座席によって光るタイミングが異なり、綺麗な光の波が生まれていました。

この光で「検閲解除」を行い、自由な言葉を取り戻すのが、本公演の大きなストーリー。脚本も演出もすべてが最後まで斬新で、新しい試みでした。まさに最先端のライブの楽しみ方といえるでしょう。

小説『新言語秩序』のストーリー

小説の内容は、社会のあらゆる言葉を検閲して、誰も傷つけない“テンプレート言語”を正義として普及する自警団「新言語秩序」と、自由な言葉や表現を取り戻すために“テンプレート逸脱”活動を行う「言葉ゾンビ」と呼ばれる者たちの対立です。

主な登場キャラクターは「新言語秩序」の一員である実多(みた)と、それに対抗する「言葉ゾンビ」のリーダー格である希明(きあ)。
小説ではこの2人のやりとりを中心に、物語が進むにつれて実多(みた)の心境が変わっていく様子が描かれています。

後述しますが、今回の武道館ライブでは、SNSをはじめとしたあらゆるメディアがCG演出として巧みに表現されていました。SNSに投下されたありとあらゆる言葉が“テンプレート逸脱”として検閲されていく様子は、どこか息苦しくなるような不自由さを感じました。

また演奏中に投影される歌詞も、検閲の影響で黒塗りになっている部分がちらほら。
どこかもどかしさを感じながらも、検閲解除のターンになると一斉にフラッシュライトが照らされて歌詞が少しずつ露わになっていくのが清々しかったです。

登場キャラクターの名前に関する考察

なかなかに読みづらい名前ですね。正直、秋田さんの朗読が始まるまでまったく違う読み方で読んでました(笑)

しかし、ツイッターでは登場キャラクターの名前についてこんな考察も。

すごい……これは鋭すぎる。
秋田さんの名前をもじった名前なら、たしかに多少の読みづらさも納得です。

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武道館公演の内容を熱くレポート!

それではいよいよセットリストから、今回の記念すべき武道館ライブについてのレポートを綴っていきます。

amazarashi日本武道館公演「朗読演奏実験空間“新言語秩序”」のセトリは以下の通りです。

【セトリ】amazarashi武道館公演「朗読演奏実験空間“新言語秩序”」

1. ワードプロセッサー
2. リビングデッド
3. 空洞空洞
4. 季節は次々死んでいく
5. 自虐家のアリー
6. フィロソフィー
7. ナモナキヒト
8. 命にふさわしい
9. ムカデ
10. 月が綺麗
11. 吐きそうだ
12. しらふ
13. 僕が死のうと思ったのは
14. 性善説
15. 空っぽの空に潰される
16. カルマ
17. 独白

2018年11月16日
19:00-開演 / 日本武道館

1曲目のワードプロセッサーから、ガツンと言葉の雨が降り注ぐ会場。

「青森から来ました、amazarashiです」

恒例の挨拶が、まさか武道館で聞ける日がくるなんて……と涙を流したリスナーも多いことでしょう。

セトリは本公演のテーマである「言葉」に関連した選曲の色が強いように感じました。
「言葉による裏切りと失望」「言葉による自身の肯定と否定」「言葉による自我の実現」など、amazarashiの曲の中でも特に言葉についてのメッセージ性が強い曲ばかりです。

さらに小説の物語にリンクしたCG映像も相まって、まるで「新言語秩序」の検閲が本当に現実社会で起きているような錯覚さえ覚えました。

個人的にもびっくりするくらい思い入れの強い曲ばかりだったので、イントロが流れるたびに「あぁぁーーっ、あ……あ…」と言葉を失っていました(笑)

武道館のステージ構成

武道館のライブステージは、アリーナ席の真ん中にブラックボックスのような形で構成されていました。
南ブロックを正面にする立ち位置から始まり、3曲ほど歌って朗読を挟むごとに内部のステージが回転して、西、北、東、南の順に正面に移動していきました。

つまり、どのブロックの座席にいても、必ず一回はバンドメンバーを正面から拝むことができたわけです。会場が大きい分、ありがたいです。

バンド機材の反対側には朗読用の椅子が設置されていて、秋田さんが朗読している最中にステージが回って次の定位置につく形でした。余談ですが、この朗読中の回転が意外と早くて、くるくる回る秋田さんがなんとも微笑ましかった……(笑)
朗読もとても綺麗で、最初の第1章の序盤を聞いた時は録音かと勘違いしてしまうほどでした。

現代SNSを表現した精巧なCG

今回の武道館ライブでは、Twitter、LINE、Instagram、YouTubeといった私たちの生活に根付いているSNSをうまく表現したCGが印象的でした。

“テンプレート逸脱”したつぶやきが検閲されている様子や、「新言語秩序」側の人間が「言葉ゾンビ」たちを非難するコメントが書き込まれたりと、まるで検閲活動が実際の現実社会で起きているのかと錯覚するような非常にリアルな演出でした。

なかでも斬新で一番記憶に残っているのは、「自虐家のアリー」の演出。
YouTubeでMVを再生する画面をそのまま表現したようなCGで、右側のamazarashiの関連動画がすべて赤のボーダーで検閲されている様子が表現されていました。

そのほかにも、新聞、テレビ、雑誌、手紙(遺書)など、言葉を伝えるあらゆるメディア・媒体がいたるところに登場。amazarashiの歌詞を映し出しながら、検閲と解除が繰り返し行われる様子が見事に表現されていました。

まさに「朗読演奏実験空間」という名にふさわしい、ライブの域を超えた一つの映像空間でした。

ラストの『独白』によって完成した武道館公演

セトリでも紹介したように、武道館ライブの最後の曲は新曲の『独白』でした。amazarashiにとってはラストは『スターライト』で締めるのが恒例ですが、武道館では最後にこの『独白』があってこそ、すべての物語が完成したのです。

そもそも『独白』は11月7日にリリースされた新CD『リビングデッド』に収録されている一曲ですが、初回限定版、通常盤ともに“検閲済み”として編集された音源が収録されていたため、本来の歌詞やメロディーは一切謎に包まれていました。

筆者も最初にCDで『独白』を聞いた時は、「お金を払ってCDを買ったのに、曲が聴けないなんて!」と動揺しましたが、今思えばそれもすべて武道館への布石だったんだなと考えています。

『独白』の直前に朗読された小説のラストは、事前にアプリで公開されていた内容とは異なるものでした。

アプリではラストの演説のシーンで、マイクを差し出された実多が言葉ゾンビの希明の首元にナイフを突き刺して「言葉を殺す」終わり方ですが、実はこれはバッドエンドだったんです。

ライブの秋田さんの朗読では、まさかの真エンドが発覚。希明にマイクを差し出された実多はステージに上がり、これまで閉じ込めてきた、殺してきたはずの言葉を吐き出すのです。

「希明からマイクを受け取った。」

この朗読の最後の一文が読み終わると、『独白』の演奏がスタート。

『独白』を歌う秋田さんに実多が重なり、最後の最後に溜め込んできたすべての言葉を吐き出すような光景は本当に鳥肌ものでした。

今回のセトリは最後の『独白』に行き着くまでの壮大な布石で、すべては『独白』のラストに賭けられていたわけです。

発売されたCDも通常ではありえない状態(検閲済み)でリリースされていたこともあり、かなり大きなチャレンジだったのではないかと想像します。それが見事に成功してリスナーの心を強く掴んだことは、チームamazarashiにとって大きな実績となったに違いありません。

エンディングの『独白』では、検閲解除に参加するリスナーのスマホアプリがカメラモードに切り替わり、「言葉を取り戻せ」という言葉が画面いっぱいに広がりました。最後まで斬新で迫力のある演出に、ただただ驚くばかりです。

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【考察】「言葉を取り戻せ」で秋田さんが伝えたいこと

「言葉を取り戻せ」

『独白』の最後で秋田さんが何度も叫ぶ言葉です。
この最後の一言に秋田さんの伝えたいことが集約されている気がします。

秋田さんは「言葉によって人間は作られる」と語っています。

言葉によって自分自身が作られるのであれば、「言葉を取り戻せ」には、『自分自身を取り戻せ』という意味も含まれているのではないかと私は考えます。

埃かぶって諦めた夢や、今まで目をそらしていた自分の本当にやりたいこととか。

そんな自分自身と向き合うきっかけを与えてくれるような強いメッセージを感じました。

心の内側から静かに熱く、人を奮い立たせる言葉ですね。


最後までお読みいただきありがとうございます。

記念すべきamazarashi初の武道館公演は、「朗読演奏実験空間」というライブタイトルにふさわしい、最先端の音楽体験でした。

武道館ではMCとしての言葉を述べることはなかった秋田さんですが、歌を通して今私たちに伝えたいことをすべて伝えてくれました。

ステージを去る前の最後の最後に、客席をじっと見回す秋田さんの姿がとても印象的でした。
秋田日記などで武道館の後日談が聞けるのが楽しみですね。

2019年のツアーも発表されましたね。全力で見届けていきたいと思います。

それではみなさん、また生きて会いましょう。

【公式サイト】
日本武道館公演「朗読演奏実験空間“新言語秩序”」|amazarashi公式サイト



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