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アニロックフェス “ハイキュー!! 頂のLIVE 2018” 物販&セトリ感想【ライブレポート】

投稿日:2018-05-20 更新日:

2018年5月、さいたまスーパーアリーナにて、アニロックフェス2018が開催。初日の12日(土)には『ハイキュー!!』、13日(日)には『銀魂』のファンが集い、一夜限りのライブに熱狂しました。

アニロックフェスとは、各アニメを彩る主題歌を担当するアーティストたちが一挙に集うロックフェス、ということで……。
この私、ハイキュー!!大好き元Li(リベロ)の筆者も、現場に行って参りました。

感想を一言でいうと……
「本当に行ってよかったです」

そこで、いまだにアニロックフェスの興奮が冷めやらない、そこのあなたや、評判を聞いていつか行ってみたい!と思っている、そこのあなたに向けて。
アニロックフェスの雰囲気や、セトリ、物販情報などをレポートしたいと思います。

何か少しでも「ぐわぁーーっ!」とくるものがあれば幸いです!

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アニロックフェス当日の物販の様子


当日の物販は12:00販売開始。
私の行った初日はハイキュー!!公演でしたが、翌日の銀魂グッズも購入可能でした。

各アーティストのグッズも同じ場所で販売。こちらは、その日に出演するアーティストのみの販売でした。

数量限定Tシャツは開始15分で完売!?


今回の物販では、『ハイキュー!!』『銀魂』ともに、各7種類のグッズが販売されました。

なかでも注目されたのは、チケット所持者のみ購入できる限定黒Tシャツ。とにかく在庫が少なかったようで、開始15分ほどで全サイズ完売していました。
Sサイズに関しては、私が前列で待機してる最中になくなったので、おそらく開始3分あたりだと思われます。

「各サイズ一着限定」とのことでしたので、例えば一人で、S一着、M一着を買うことも可能でした。それもあって、予想より早く売り切れてしまったのでしょうか……。ここはさすがに、もっと数が欲しいところでしたね。

ちなみに購入の際は、チケットを提示して裏面に「済」スタンプが入る確認方法でした。

グッズ売り切れ状況の確認は、公式Twitterが便利!

アニロックフェスの公式Twitterは、ありがたいことに、かなりマメに更新されていました。当日はグッズの在庫情報を確認するのに便利でした。

Tシャツのサイズ感についても、実際のモデル着衣写真があり、とてもわかりやすかったです。男女兼用だとサイズに迷うことが多いですからね。
現在は、事後通販にてグッズ販売中とのことなので、気になる人はチェックしてみてください。

その他、公式Twitterでは出演アーティストのRTも多く、気になるアーティストを新たにフォローするきっかけにもなりました。

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【セトリ】アニロックフェス"ハイキュー!! 頂きのLIVE 2018"

さて、それではいよいよセトリ紹介です。 

せっかくなので、ハイキュー!!以外のアニメ主題歌にも作品名を記載しました。

セトリは以下になります。

※黄色マーカーがハイキュー!!主題歌です

2018年5月12日(土)
開場 15:00 開演 16:00
@さいたまスーパーアリーナ

<セットリスト>
SPYAIR
1. イマジネーション
2. Last Moment(BLEACH ED)
3. WENDY ~It’s You~
4. ROCKIN’ OUT
5. RAGE OF DUST(機動戦士ガンダム鉄血のオルフェンズ OP)
6. アイム・ア・ビリーバー

tacica
1. HERO
2. 発熱
3. HALO(宇宙兄弟 OP)
4. LEO
5. アースコード

Bird Bear Hare and Fish
1. クライマー
2. 青い栞(あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。)
3. ページ
4. 次の火

石崎ひゅーい
1. 星をつかまえて
2. ピーナッツバター
3. ピノとアメリ(NARUTO~疾風伝~ ED)
4. Ah Yeah!! [スキマスイッチ カバー]
5. 夜間飛行

BURNOUT SYNDROMES
1. 文學少女
2. 花一匁(銀魂 ED)
3. PIANOTUNE
4. FLY HIGH!!
5. ヒカリアレ

NICO Touches the Walls
1. マシ・マシ
2. Funny Side Up!
3. THE BUNGY
4. Diver(NARUTO~疾風伝~ OP)
5. TOKYO Dreamer(キャプテン・アース OP)
6. ニワカ雨ニモ負ケズ(NARUTO~疾風伝~ OP)
7. 天地ガエシ

アーティスト別!詳細MC&雰囲気レポート

公演時間は4時間半。
ここまで長いライブは人生初めてでしたが、終わってみればあっという間でした。

各アーティストの持ち時間は30分ほど。
幕間のステージ準備(休憩タイム)が15分ほどありました。

それでは、ハイキュー!! 頂のLIVE 2018の様子をレポートします!

【1】SPYAIR

まさか一発目からSPYAIRとは…!という驚きも束の間、『イマジネーション』のイントロが流れると、会場は一気に沸点に。

『イマジネーション』は、ハイキュー!!がアニメ化して最初のOP主題歌として歌われた、本作品の中でも代表的な一曲です。まさに幕開けにふさわしい「ぐわぁーーっ!」っとする一曲からすべてが始まり、次々と会場を沸かせていました。

SPYAIRは特に予習はしていなかったのですが、IKEさんの「わからなくても大丈夫!」というかけ声に優しさを感じつつ、本当に盛り上げるのが上手なバンドなんだなという印象を持ちました。
個人的には、鉄血のオルフェンズOPの『RAGE OF DUST』を聴けてとても感動しました!!

【2】tacica

なんてったって、『LEO』を聴けて最高でした……。
個人的に何度も救われた曲だったので、生きているうちに、いつか生で聴きたいと思っていた一曲です。

『LEO』の演奏中に、すごい印象に残っていることが一つあって。
歌詞の中で、「ヘッドライト」や「テールランプ」という言葉が出てくるんですけど、会場で光るオレンジ色のサイリウムが、まさにそれに見えたんです。

ヘッドライトの明かり
それだけ頼りに走り出した
他にも何んな今日があっても
生まれた体で笑っている
テールランプの明かり
頼りに誰かが走り出した
それは何んな今日であっても
消えない心に残る地図

会場には1万人もの人がいて。
みんなそれぞれ自分の信じる明かりに向かって走っていて。
得意不得意はあるけれど、今、この体で生きていることに意味がある。

そんな武ちゃん的なポエミーにふけっていたら、いつのまにか眼が潤っていました。
(あ、思い出したら今もやばい……)

【3】Bird Bear Hare and Fish

元Galileo Galileiとして活動していたバンドです。一曲目からハイキュー!!OP『クライマー』を披露してくれました。
モニターにも坂を駆ける日向たちの映像が映り、感動もひとしお。

その他、幕間の休憩時に流れていたMVの曲も聴けて、また一つ気になるアーティストが増えました。

※本公演のモニター映像ですが、アニメ主題歌の時はアニメ映像が映り、その他の曲では、リアルタイムのライブ映像が流れていました。

アニメ映像には、これまでの名シーンの数々が編集されていて、まさかハイキュー!!のあの場面を見ながら、この主題歌を生で聴けるとは……という、非常に贅沢な体験でした。

【4】石崎ひゅーい

前説のアニメMCでは、「次は本当にやばいよ」と語る山口が登場。どうやら彼はひゅーいさんの大ファンのようで、「ひゅーいは本名なんだよ」の一言で会場を驚かせた後、その名前の由来や、曲の魅力について熱弁し、さりげなく布教活動を開始(笑)

個人的にも珍しい名前のせいか、全アーティストの中で最も謎多き人物だと思っていたひゅーいさん。しかし、パフォーマンスを見た後、「これはやばい」と、山口に激しく同意!

2曲目の『ピーナッツバター』は、ジャズとロックが融合したような曲で、その歌い分けに鳥肌が立ちました。その後も終始、飛んだり跳ねたり、寝転がったり……と、とにかく体全体で音楽を表現する姿に圧倒されました。

そして極めつけは、スキマスイッチ『Ah Yeah!!』のカバー。ひゅーいさんは、「大先輩の曲をカバーさせていただきます。一生懸命歌います」と語り、会場も大いに沸いていました。

最後の『夜間飛行』まで全力で歌い上げた彼の姿は、まさに"すべての力を出しきった"という表情。演奏が終わると、疲れきった様子でトボトボと幕袖に去っていく姿が印象的でした(笑)

【5】BURNOUT SYNDROMES

個人的に今回のMVPです。
とにかく、本気のハイキュー!!愛がこもったパフォーマンスに圧倒されました。
レポしたいことがたくさんあるので、以下の3つにまとめます。

「セッターはあなた!」ポジション別メンバー紹介

「本日のスターティングメンバーを紹介します」というMC石川さんの一声から始まったのは、バレーボールの各ポジションになぞらえたメンバー紹介。

[Gt&Vo] 熊谷さんは、エースのWS
[Dr&Cho] 廣瀬さんは、メンバーの背中を守るLi
[Ba&Cho] 石川さんは、悪いやつから(ファンを)ブロックするMB

しかし、「これだけじゃ試合はできません!」と話す石川さん。
続けて、「セッターはあなたです!あなたが指揮者です」「控えの選手はいません!」と、まさに“観客全員”を巻き込んだMCで、会場の空気を一気にハイキュー!!色に染め上げました。

1万人による王者・白鳥沢の応援合唱

『花一匁』の演奏後、「ハイキューが好きな人ならわかります」という石川さんのかけ声で始まったのは、まさかの白鳥沢の応援合唱。

「しーらとりざわ!」ババン バン ババンッ
「しーらとりざわ!」ババン バン ババンッ

ハイキュー!!ファンなら、誰もが「いつかはやってみたい」と思っていたあの応援。

ついに、総勢一万人が両腕を上げて達成しました。
もうギネス記録ものですね。
全ハイキュー!!ファンが泣きましたよ。

きっとあの瞬間は、本家の白鳥沢を超えていたのではないでしょうか。

「ツッキーがあったんだ!」スーパーローリングサンダーすぎるMC

そして最も印象的だったのが、石川さんによるハイキュー!!愛あふれるMCです。
作品に登場する高校名や、烏野高校のメンバーの名前を所々に織り混ぜた粋なMCに、ファンは大盛り上がり。

後日、出演ラジオ(COCOMOE RADIO)にて、とにかく「ハイキュー!!に恩返しがしたかった」と語っていた石川さん。
このMCについては、もともとラップにする予定だったそうですが、時間の関係でMCとして紹介することなり、実はかなり前から内容を考えていた、といいます。

そんなハイキュー!!要素をこれでもかと、ふんだんに詰め込んだパフォーマンスに、それまでにないほどの熱を帯びていた会場。

実際にBURNOUT SYNDROMESの出演後は、多くのお客さんが一斉に水分補給をしていました(笑)まさに"燃え尽き症候群"さながらのパフォーマンスです。

【6】NICO Touches the Walls

そして最後のトリを飾ったのは、NICO Touches the Walls。
こちらは烏野1年による前説から大盛り上がり。どうやらツッキーはNICOの大ファンのようで……。

(アニメMC一部紹介)
山口「次はNICO Touches the Walls!ツッキーの一押しなんだよね……」
月島「神デショ」(被せぎみに)
「通常の言葉じゃ言い表せないほど神だから」

月島「ちなみに、NICOのtheは小文字だから

日向が鼻歌を歌うと、
月島「やめて歌わないで、穢れるから」→日向が呼吸困難になり顔面真っ青に

影山「おい、落ち着けよ月島」
月島
「はぁ?次NICOだよ
 マシ・マシだよ
 天地ガエシだよ
落ち着けるわけないじゃん、バカなの?
……あ、バカか(笑)」

影山「んだと、こらぁ!!」
山口「ごめん、今ツッキー正気を失っちゃってるみたいだから...」

……と、珍しくご乱心のツッキーに、会場からは笑いや悲鳴(笑)が上がりました。

いよいよNICOのスタンバイが完了すると、「どうも、神です」という光村さんの一声で会場には大きな笑いが。「あんなこと言われると思わなかった(笑)」と、本人も驚いていた様子。

一曲目のマシ・マシは、スローテンポなイントロからスタート。CDとはまた違った雰囲気を醸し出し、会場の熱を高めていきました。

続けて2曲を披露した後は、「だいぶ長いですが、最後で疲れてませんか?」「二の腕とか(ペンライトで)乳酸たまってませんか?」と、的確な指摘をしていた光村さん(笑)
その上で、「今日は腕がもげるまでペンライトを振らせる」「名曲をバンバン披露していく」と意気込みを語り、会場の期待値を大きく膨らませました。

そうして『Diver』から始まった後半は、宣告通り、怒濤の名曲揃いに。クライマックスに向けて会場のボルテージは上がったまま、最後の『天地ガエシ』では、言わずもがな、ラストにふさわしい大盛り上がりを見せました。

こうしてアニロックフェス・ハイキュー!!頂のLIVE 2018は、ハイキュー!!の歴代主題歌の最初のOPによって幕を開け、同シーズンのEDで幕を閉じる形となりました。

あっという間の4時間半ライブで完全燃焼!


過ぎてしまえば、あっという間の4時間半。
アニロックフェスとは、アニメ作品を通じて、アーティストとリスナーを"つなぐ"アツいイベントであると実感。
また開催することがあれば、ぜひ観に行きたいです。

最後まで読んでいただき、本当にありがとうございます!
これからも一緒にハイキュー!!の行く末を見届けましょう。

あぁ、バレーやりたい!!

ちなみに終演後のアニメMCによると、日向と影山+山口(ナビ要員)は、宮城まで走って帰っていったそうです(完)

【公式サイト】
ANI-ROCK FES.2018



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